引っ越しでベッド解体はどこまで?自分でやる境界線と業者の対応

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・大手引越し勤務歴15年
・関西でTVCMしている大手勤務
・実際の現場の声なども一緒に解説していきます♪

※本記事はアフィリエイトプログラムを使用します。

「ベッドって解体どこまですればいいの?」
「そもそも業者さんはやってくれるのかな…」

というあなたへ。

実は、選ぶプランやベッドの種類によって、やるべきことは全然違います。

もし判断を間違えると、当日に「これじゃ運べません」と言われてしまったり、思わぬ追加料金がかかったりすることも。

私自身、現場でそんな困った場面を何度も見てきました。

そこで今回は、引越しのプロである私が、IKEAやニトリなどのメーカーごとの注意点や、損をしないための「どこまで分解すればいいか」のラインを、わかりやすくお話しします。


  • 自分が頼むプランで、ベッドの分解までやってくれるかがわかります
  • 家のドアや廊下を通すために、どこまで分解すべきかがわかります
  • IKEAなどの特殊なベッドを、どうやって運べばいいかがわかります
  • 自分で分解して、引越し代を安くするためのコツがわかります

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引越し屋

引越し業者との境界線!基本はどっちがやる?

まずは一番大切な「誰が作業をするのか」というお話です。

「引越し屋さんに頼めば、何でもやってくれるはず」と思っていると、後で大変なことになるかもしれません。

プランで違う「運ぶだけ」と「作業込み」

あなたが申し込むプランが「トラックを貸し切るプラン」なのか、「カゴに入れて運ぶプラン」なのかで、ベッドの分解をしてくれるかどうかが決まります。

サカイ引越センターやアート引越センターなどの大手で、「家族引越し」や「トラック貸し切り」のプランを選んだ場合は、基本的にベッドの分解や組み立ても料金に含まれています。

当日に「大きすぎて部屋から出せない!」となるのが、僕たち業者にとっても一番困るからです。

プロがやればすぐに終わるので、最初からサービスに含めておいたほうが安心なんですね。

一方で、日本通運の「単身パック」のような、カゴ(ボックス)単位で運ぶサービスは少し違います。

これは「決まったスペースを運ぶこと」で安くしているので、作業員のやることをできるだけ減らしています。

そのため、分解や組み立ては「別料金」になることがほとんどです。

「分解に2,200円、組み立てに3,300円」といった感じで、追加のお金がかかる仕組みになっています。

見積書を必ずチェックしましょう。
「家具分解組立」という言葉や、「ベッド脱着含む」と書かれていなければ、当日はやってくれない可能性が高いです。

「解体不要」と言われた時の落とし穴

見積もりの時に、営業マンから「このベッドなら分解しなくても出せますよ」と言われることがありますが、これを信じすぎると少し危険です。

確かに僕たち現場のスタッフは、ベッドを斜めにしたり回転させたりするコツを知っているので、分解せずに運べることもあります。

でも、それはあくまで「うまくいけば」の話です。

当日のスタッフが新人だったり、階段の手すりが思ったより出っ張っていたりすると、「やっぱり出せません」となってしまうことがあるんです。

もし当日になってから「出せないから分解します」となると、時間がすごくかかりますし、追加料金がかかることもあります。

なので、見積もりの段階では「分解するつもり」で契約しておいて、当日そのまま運べたらラッキー、くらいに考えておくのが一番安全です。

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物理的に「どこまで」バラせばいい?合格ライン

「安く済ませたいから自分でやる!でも、どこまでバラせばいいの?」という方へ。

大事なのは「ドアを通ればいい」ではなく、「一番狭い場所を通れるか」です。

玄関よりも「廊下の曲がり角」が鬼門

引越しで家具が通らない場所ナンバーワンは、実は玄関のドアではなく「家の中の廊下の曲がり角」や「寝室のドア」なんです。

例えば、寝室のドアの幅は70cmから80cmくらいしかありません。

これに対して、シングルベッドの幅は約100cmあります。

つまり、そのままの形では絶対に部屋から出せません。

最低でも「横に倒して立てて運ぶ」必要があります。

さらに、セミダブル(幅120cm)やダブル(幅140cm)以上の大きさになると、玄関のドアすら通りません。

この大きさの場合は、フレームを完全にバラバラにして、板の状態にする必要があります。

場所通れる幅の目安気をつけること
玄関ドア80cm〜90cmドアノブや郵便受けの出っ張りに注意
寝室などのドア70cm〜80cmここが一番狭いです。ベッドの厚みがこれより小さくないといけません
廊下の曲がり角75cm〜90cm長いベッドを回すには、天井の高さも必要です

マットレス・脚・ヘッドボードの処理

具体的に、どのパーツをどうすればいいかを見ていきましょう。

  • 脚(レッグ):必ず外してください。付けたまま運ぶと、壁や床を傷つける原因になりますし、脚そのものが折れてしまうこともあります。
  • ヘッドボード(頭の部分):外したほうがいいです。特に一枚板の大きなタイプは、階段の踊り場で回らなくなる一番の原因になります。
  • 引き出し:中身を出して、引き出しそのものも抜いておきましょう。入れたままだと重すぎてフレームが歪んだり、底が抜けたりしてしまいます。
  • マットレス:分解できないのでそのままでOKです。専用のカバーで包んで運びます。

分解しないベッドは、トラックの中で巨大な「空気の箱」を運んでいるようなものです。

バラバラにして板の状態にすれば、大きさは5分の1から10分の1くらいに小さくなります。

特に軽トラックや単身パックを使う場合は、徹底的にバラすことがお金の節約になります。

メーカー別攻略法!IKEAやニトリはどうする

ここだけの話ですが、僕ら引越し業者が一番ヒヤッとするのが「IKEAのベッド」です。

メーカーによって対応が天と地ほど違うので、気をつけてください。

なぜIKEA製品は業者に嫌われるのか

多くの引越し業者がIKEA家具の分解や組み立てを断ったり、高い追加料金を請求したりします。

これにはちゃんとした理由があるんです。

IKEAの家具は、木のチップを固めた板に、直接ネジをねじ込む作りになっているものが多いからです。

一度ネジを抜くと、穴の中の木がボロボロになってしまい、もう一度組み立てようとしてもネジが空回りして締まらなくなることがよくあります。

つまり、「一度バラしたら元に戻らない」というトラブルが起きやすいんです。

そのため、業者の対応は次のようになることが多いです。

  • 完全にお断り:「お客様ご自身でお願いします」と言われます。
  • 条件付きでOK:「壊れても責任は取れません」という書類にサインが必要です。
  • 高い別料金:専門の業者を呼ぶので、15,000円以上の追加料金がかかります。

IKEAを使っている人へ

一番確実なのは、自分で分解して「ただの板の束」として運んでもらうことです。

再び組み立てた時の強さは自己責任になりますが、これなら運ぶのを断られることはまずありません。

ニトリ・無印・跳ね上げ式の対応

他のメーカーはどうでしょうか。それぞれの特徴をまとめてみました。

  • ニトリ:
    日本の家に合うように作られているので、ネジとナットでしっかり固定するタイプが多いです。そのため、普通の引越しプランで問題なく対応してもらえることがほとんどです。ただし、安いモデルにはIKEAと同じような作りのものもあるので注意してください。
  • 無印良品:
    作りがシンプルで決まった形のものが多いので、業者からは歓迎されます。特に脚付きマットレスは、脚をくるくると回して外すだけなのでとても簡単です。
  • 跳ね上げ式(収納付き)ベッド:
    これは要注意です。マットレスを持ち上げるための強力なバネが入っていて、分解の手順を間違えると金具が跳ね上がり、大怪我をする危険があります。一般のスタッフでは扱えず、専門業者にお願いすることになるので、2万円前後からの費用がかかることが多いです。
  • ロフトベッド・二段ベッド:
    これらは基本的に「全解体」が必須です。そのままでは絶対に部屋から出ません。また、パーツ点数が非常に多く、プロでも解体・組立に1時間以上かかることがあります。自分でやる場合は、必ず大人2人以上で、半日かかる覚悟で挑んでください。

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要注意!「赤帽」や「格安業者」に頼む場合

依頼先によっては、そもそも「手伝ってくれない」ことがあります。

赤帽・軽貨物は「完全セルフ」が基本

一番安く済む「赤帽」などの軽貨物運送は、基本的に「ドライバー1名」で来ます。ドライバーは運転がメインの仕事なので、家具の分解や梱包は「お客様の仕事」です。

当日までに完璧にバラして、玄関先まで運んでおかないと、置いていかれることすらあります。ここに頼むなら「自分も作業員の一人」として動く覚悟が必要です。

お金の話。自分でやれば安くなる?

皆さんが一番気になる「お金」について、正直なお話をします。

「単身パック」なら効果大、「通常プラン」は微妙

もしあなたが日本通運などの「単身パック(カゴに入れて運ぶ便)」を使うなら、自分で分解するとかなり安くなります。

分解と組み立てにかかる別料金(合わせて5,000円以上など)が丸ごと浮くからです。

カゴのスペースも広く使えるようになるので、他の荷物もたくさん積めるようになります。

しかし、サカイやアートなどの「通常プラン(トラック貸し切り)」の場合、そこまで安くならないことが多いです。

こちらはもともと「分解作業込み」で料金計算されていることが多く、自分でやったとしても作業員の人数やトラックの大きさが変わらなければ、見積もりの金額は数千円くらいしか変わらないからです。

ただ、3月や4月の忙しい時期は別です。

「ベッドは分解済みです」と伝えることで、業者の作業時間が短くなるので、予約が取りやすくなったり、値引きの相談がしやすくなったりすることはあります。

失敗しないための解体手順と必須ツール

「自分でやる!」と決めた方のために、失敗しないための準備と手順をお伝えします。

まず、絶対に用意してほしいのが六角レンチです。買った時についてきたものは、どこかへ行ってしまったという人も多いですよね。

100円ショップやホームセンターで買えるので、必ずサイズが合うセットを用意してください。

ネジの迷子を防ぐ「袋とテープ」技

一番おすすめのトラブル防止策がこれです。外したネジは「どこの部分か」わかるように小さな袋に入れ、そのパーツ自体に養生テープで貼り付けてください。

引越し先で「ネジがない!」「どこのネジかわからない!」と慌てるのを防げます。

再組立のリスクも知っておこう

最後に、少しだけリスクの話もしておきます。木製ベッドの場合、一度解体して組み直すと、ネジ穴が広がってしまい、完成後に「ギシギシ」と音が鳴りやすくなることがあります。

特に古いベッドは注意が必要です。不安な場合は、解体する前に「ここが壊れそうだな」という部分をスマホで写真に撮っておき、業者に相談するか、買い替えを検討するのも一つの手です。

まとめ

  • 自分のプランに「分解・組立」が含まれるか確認する
    大手の貸切プランなら基本お任せでOKですが、単身パックや格安業者は別料金やセルフ作業になることが多いので、見積書のチェックを忘れずに。
  • IKEA製や特殊なベッドは「事前申告」が必須
    再組立が難しいIKEA家具や、危険を伴う跳ね上げ式は、当日お断りされるリスクがあります。トラブルを防ぐためにも必ず事前に伝えておきましょう。
  • 玄関だけでなく「室内の角」を通れるか計る
    最大の難所は玄関ではなく、家の中の廊下や寝室のドアです。不安な場合は、迷わずバラして「板の状態」にしておくのが一番確実で安上がりです。
  • 無理なDIYは避け、リスクとコストを天秤にかける
    自分で分解してネジ穴を傷めたり、怪我をしたりしては本末転倒です。忙しい時期や複雑なベッドなら、最初からプロに任せるのが結局一番コスパが良くなります。

「自分のベッド、結局どうするのが一番安くて安心?」と少しでも迷うなら、まずは一括見積もりでプロに条件を伝えてみてください。

あなたの状況にぴったりの、一番手間なく運べるプランがすぐに見つかりますよ。

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