※本記事はアフィリエイトプログラムを使用します。
「スプレー缶って引越しで運んでくれるの?」
「運べないならどうしたらいい?」
というあなたへ。
大手引越し勤務の私が先にサクッと結論を言うと、
スプレー缶は絶対NGです。こればっかりは万が一爆発などしたら責任を取れないからです。(法律でも運べないと決まっている)
ただ後でも言いますが、赤帽さんだけは極少数ならOKな場合があります(もちろん確認は必須)
なので、方法としては自分で車で運ぶしかないですね(断言)
ただ自分で運ぶ場合でもしっかりルールがあります。大量に持っている人は必ず確認してから運ぶようにしてください。では解説スタートします♪
このページでわかること
- サカイなどの大手引越し屋さんや宅配便で、スプレー缶が運べない本当の理由
- 「赤帽(あかぼう)」という貸切便を使って、たくさんのスプレーを運んでもらう方法
- 自分の車で運ぶときの法律のルールと、夏の車内でも爆発させないための冷やし方
- スプレーの中身を瓶に移す「ガス抜き」という裏技で、運びやすくする方法
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引越し屋
サカイ引越センターはスプレー缶を運んでくれる?
引越しの見積もりをとるとき、係の人に「スプレー缶はありますか?」と聞かれてドキッとしたことはありませんか。
結論から言うと、サカイ引越センターを含め、大手の引越し屋さんはスプレー缶を運んでくれません。
運ぶと逆に損?「運ぶお金」と「買い直すお金」どっちがお得?
大手の引越し屋さんがスプレー缶を断るのには、ちゃんとした理由があります。
それは、国の決まりで「爆発したり火がついたりする危険なものは断ってもいい」となっているからです。
「1本や2本ならバレないでしょ?」と思うかもしれません。
でも、模型を作る人が持っているのは、50本や100本というものものすごい量ですよね。
これだけの量があると、もしトラックの中でガスが漏れたり爆発したりしたら大変です。
ほかのお客さんの荷物まで燃えてしまう大事故になるかもしれません。
だから、引越し屋さんは安全を守るために「お客さん自分で運んでください」と言うのです。
ここで冷静に考えてほしいことがあります。
それは、「高いお金を出して運ぶ」のと「捨てて新しく買い直す」の、どっちがお得か?ということです。
たとえば、使いかけのスプレー缶が50本あるとします。
新品なら1本600円〜800円くらいしますが、中身が半分以下なら価値は数百円しかありません。
これを運ぶために数万円もかけて特別なトラックを頼むのは、お金の無駄遣いになってしまいます。
でも、もう売っていない限定の色や、自分で作った特別な色は、お金には代えられない大切な宝物ですよね。
私の経験から言うと、いつでも買える黒や白などは思い切って捨ててしまうのがおすすめです。
そして、「二度と手に入らない色」だけを選んで運ぶのが、一番かしこい方法だと言えます。
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引越し屋
ゆうパックやクロネコヤマトならスプレー缶を送れる?

「引越し屋さんがダメなら、宅配便で送ればいい」と考える人もいるかもしれません。
ですが、ここにも「飛行機のルール」や「危険物のルール」という高い壁があります。
特に遠くへの引越しでは注意が必要です。
隠して梱包したらどうなる?当日バレた時の「最悪の結果」
ゆうパックやクロネコヤマト、佐川急便など、どの宅配便でもスプレー缶を送ることにはとても厳しいルールがあります。
特に、飛行機を使って運ぶ北海道や沖縄、離島へ送ることは絶対にできません。
荷物の中身を調べる検査で必ず見つかってしまいます。
じゃあ、トラックで運ぶなら大丈夫かというと、そうでもありません。
宅配便のルールでも、スプレー缶は「危険なもの」として扱われます。
そのため、個人がたくさん送ろうとすると、受付で断られることがほとんど。
「中身を『服』や『日用品』とウソをついて送ればいいのでは?」
これは絶対にやめてください。
もし運んでいる途中で缶が破裂して、ほかの人の荷物を汚してしまったらどうなるでしょうか。
トラックや飛行機で火事をおこしてしまうかもしれません。
そうなると、ルールを破ったあなたの責任になり、ものすごい金額の弁償を求められることになります。
もちろん、保険も使えません。
一番こわいのは、引越しの当日になってからです。
引越し屋さんのトラックにも載せられず、宅配便の窓口でも断られてしまうことになります。
そうなると、「退去しないといけないのに、部屋に大量のスプレー缶だけが残される」という最悪な状態になってしまいます。
私自身、どうしようもなくなって困っているお客さんを何度も見てきました。
だから、ウソをついて送ろうとするのは絶対にやめましょう。
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引越し屋
大量の模型用スプレーを新居へ運ぶ方法は?
大手の引越し屋さんもダメ、宅配便もダメ。
それでも「どうしても持っていきたい」という仲間のために、実際にできる「最終手段」をいくつか紹介します。
ここからは自分の責任で、しっかりと準備をする必要があります。
警察に捕まる?マイカー運搬の「法律のルール」

一番確実なのは、自分の車やレンタカーで運ぶことです。
「そんなにたくさん積んで、警察に捕まらないの?」と不安になるかもしれませんね。
でも安心してください。法律の基準を守っていれば問題ありません。
スプレー缶に関係する法律は、「消防法」と「高圧ガス保安法」という二つです。
個人が趣味で運ぶ場合、以下の量までなら特別な許可はいりません。
【個人で運んでもいい量の目安】
- ガスのルール:スプレー缶の場合、全部の容量が50リットル以下なら大丈夫です。模型用のスプレー(100ml〜300ml)なら、数百本あっても50リットルにはなかなかならないので安心してください。
- 火のルール:塗料のような燃えやすい液体は200リットルまでなら大丈夫です。スプレー缶の中身だけでこの量を超えることは、個人ではまずありえません。
つまり、「個人が趣味で100本くらい運ぶ」のであれば、法律違反にはなりません。
ただし、レンタカーを借りる場合は注意が必要です。
レンタカー会社によっては「灯油や危険なものを積んではいけません」という決まりがあることが多いからです。
借りる前に必ず確認するようにしてください。
赤帽なら運べる?「危険物チャーター」の頼み方
自分で運ぶのが難しい場合、最強の味方になるのが「赤帽(あかぼう)」です。
赤帽は、個人でやっている軽トラックの運送屋さんです。
大手のような決まりきった対応ではなく、柔軟に対応してくれるのが特徴です。
また、トラック1台を貸し切る「チャーター便」なので、ほかの人の荷物を気にする必要がありません。
頼むときのポイントは、「危険物(模型用塗料)がある」と正直に伝えることです。
多くの赤帽のドライバーさんは、危険物を扱うための資格を持っています。
料金は普通の引越し料金にプラスして、「危険物を運ぶための追加料金(1〜2割増しくらい)」がかかることがあります。
でも、何万円もする大切なコレクションを確実に運べる保険だと思えば安いものです。
近くや中くらいの距離の引越しであれば、赤帽に「スプレー缶専用便」としてお願いするのが、一番安全で確実な方法です。
※追記

↑赤帽さんでは極少数の場合のみになっていました。やはり自分で運ぶが正解ですね。
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引越し屋
禁断の裏技?「中身」だけ別容器に移せば運べるのか
どうしてもスプレー缶のままでは運べない場合、入れ物を変えてしまうという「モデラーならではの裏技」があります。
【補足】スプレーはNGでも「瓶入りシンナー」なら運べる?
スプレー缶が断られる一番の理由は、中に入っている「高圧ガス」が爆発するかもしれないからです。
つまり、ガスを抜いて中身の塗料だけにしてしまえば、運ぶのはずっと簡単になります。
これは「ガス抜き」と呼ばれる方法です。
ストローを使ってスプレーの中身を塗料用の瓶に移し替え、数日間置いてガスを完全に抜きます。
こうすれば、ただの「燃えやすい液体」になります。
サカイなどの大手の業者でも、スプレー缶はダメだけど「瓶に入った塗料やシンナー」なら運んでくれることが多いです。
(※ただし、必ず見積もりの時に確認してくださいね。)
手間はかかりますが、レアな色のスプレー缶を「塗料」として新しい家に持っていくためには、とても有効な手段です。
破裂を防ぐ!「クーラーボックス」を使った安全な梱包法

自分の車で運ぶとしても、一番の敵は「熱」です。
特に夏の引越しでは、車の中の温度はエンジンを切ってすぐに50℃を超え、ダッシュボードのあたりは70℃以上にもなります。
スプレー缶は40℃〜50℃くらいで破裂してしまう危険があります。
そのまま車の中に置いておくのは、爆弾を運んでいるのと同じくらい危険です。
【夏の車内運搬・絶対に守るルール】
- トランクには入れない:セダンなどのトランクはエアコンが効かないので、すごく暑くなります。
- 直射日光を避ける:布をかけるだけじゃなく、光を通さないシートなどで守りましょう。
- エンジン停止時の放置禁止:ご飯休憩のときも、誰かが残ってエアコンをつけておくか、必ず日陰に止めてください。
私がおすすめする一番いい方法は、釣りやキャンプで使う「真空断熱パネル」というすごい壁を使ったクーラーボックスに入れることです。
発泡スチロールの箱ではなく、この高性能なクーラーボックスを使うと、外の熱をしっかりと防いでくれます。
使い方は簡単です。
底にクッションを敷き、スプレー缶を立てて並べ、隙間に新聞紙を詰めます。
そして、一番上に保冷剤(直接缶に触れないようにタオルで巻く)を置きます。
冷たい空気は上から下へ流れるので、これで缶全体を涼しいまま保つことができます。
この装備があれば、長い時間のドライブでも破裂する危険を一番小さくできます。
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引越し屋
どうしても捨てる時の安全な処分方法は?
色々と考えた結果、「やっぱり運ぶのは無理だ」とあきらめることもあるでしょう。
そのときは、立つ鳥跡を濁さず、安全に捨てる方法を知っておくのもマナーです。
スプレー缶処分の3ステップ
- 中身を出し切る:新聞紙やキッチンペーパーを袋に入れ、そこに吹き付けて中身を空っぽにします。
- ガスを抜く:必ず火の気のない外でやってくださいね。
- 分別して捨てる:必ず新しい家ではなく「今住んでいる場所」のルールに従いましょう。
| 捨て方 | いいところ | 悪いところ |
|---|---|---|
| 資源ゴミ | お金がかからない | たくさん出すと持っていってくれないことがある |
| 不用品回収業者 | 楽・たくさんでもOK | お金がかかる |
残った塗料(液体)を捨てる場合は、「塗料固化剤」という薬を使って固めれば、燃えるゴミとして出せる地域が多いです。
引越しの前日はバタバタするので、2週間前くらいから少しずつ整理を進めておくことを強くおすすめします。
まとめ
たくさんのスプレー缶を持った引越しは、まさに特別なミッションです。
大手の業者さんは安全第一で断るのが普通ですが、あきらめるのはまだ早いです。
「赤帽さんにトラックごと頼む」ことや、「温度管理をしっかりして自分で運ぶ」という方法は残されています。
大切なコレクションを守るためにも、まずは要らないものを整理しましょう。
そして、どうしても必要なものだけを、法律を守って安全に新しい家へ運んでください。
無理をして事故を起こしてしまっては、楽しい模型ライフも台無しになってしまいますからね。
※この記事の情報は一般的な目安です。本当に運べるかどうかは、必ずそれぞれの運送会社へ直接確認してください。そして、法律を守って自分の責任で行ってくださいね。
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引越し屋

