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「長い傘が段ボールからはみ出しちゃう…」
「このまま持っていって大丈夫かな?」
というあなたへ。
引越しの準備もいよいよ大詰め。
あとはこの傘だけなんだけど、どう頑張っても箱に入らない。
その気持ち、痛いほどよくわかります。
結論から言うと、傘は無理に段ボールに入れる必要はありません。
紐で束ねておけば、そのまま運んでもらえることがほとんどです。
このページでは、大手引越し屋で15年間働いてきた私サトシが、業者目線での「正しい傘の運び方」と、当日慌てないための「ちょっとしたコツ」を包み隠さずお話しします。
これを読めば、もう傘の梱包で悩む時間はゼロになりますよ。
- 段ボールに入らない傘の正しい処置方法
- サカイやアートなど業者別の対応の違い
- 絶対にやってはいけない傘の梱包NG例
- 引越しを機に見直すべき傘の捨て時
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引越し屋
結論:無理に箱詰めしなくていい
まず安心してほしいのですが、引越しのプロたちは「段ボールに入らないもの」の扱いに慣れています。
特に傘のような長い荷物は、無理やり箱に入れるとかえって邪魔になることもあるんです。
「紐で束ねる」が基本の正解

基本的に、傘は複数本を紐でまとめておくだけでOKです。
引越し業者はトラックへの積み込み時に、家具と家具の隙間や、壁際のデッドスペースに傘を立てて積むことが多いからです。
これが段ボールに入って中途半端に飛び出していると、上に他の箱を積めなくなってしまい、トラックのスペースを無駄にしてしまうんですね。
実際、サカイ引越センターなどの大手業者も公式に「紐で束ねればそのままで大丈夫」という見解を示しています。
なので、無理に段ボール工作をする必要はありません。
紐で縛ってまとめておくだけで十分ですよ。
ここがポイント
紐で縛るときは、必ず「持ち手付近(上)」と「先端付近(下)」の2箇所を縛ってください。
1箇所だけだと、運んでいる最中にバラバラになって、大切な傘がトラックの奥底に消えてしまう可能性があります。
サカイ・アート等、業者別の対応
「うちはサカイさんなんだけど…」「アートさんはどう?」と気になる方もいるでしょう。
大手でも少しずつ対応が違いますが、基本は「柔軟に対応してくれる」と思って大丈夫です。
| 業者名 | 基本的な対応 |
|---|---|
| サカイ引越センター | 紐で束ねておけば、そのままで運んでくれます。現場のスタッフがキルティング素材などでくるんでくれることもあります。 |
| アート引越センター | 当日のスタッフが状況を見て、エコ楽ボックス(靴用など)の隙間に入れたり、その場で養生してくれたりします。 |
| アリさんマークの引越社 | 紐で束ねておけば、当日スタッフが積み込んでくれます。 |
どの業者にお願いする場合でも、見積もり時に「傘が〇本くらいあります」と伝えておけば確実ですが、数本程度なら当日そのままでも怒られることはまずありませんよ。
当日「やっぱり運べない」はある?
「当日になって断られたらどうしよう…」という不安もあるかもしれません。
通常の家庭用の傘が10本程度なら、断られることはまずありません。
ただし例外として、100本単位の大量のコレクションがある場合や、お店の在庫などは別料金になることがあります。
また、分解できない超巨大なパラソル(2メートル超えなど)も、トラックに入らない可能性があるので事前の相談が必要です。
これらは「家財」ではなく「特殊荷物」扱いになる可能性があるので、事前に必ず相談してくださいね。
3分で完結!プロ公認のまとめ術
「紐で縛ればOK」とお伝えしましたが、実は普通のビニール紐だと滑ってしまって、うまく縛れないことが多いんです。
そこで、現場の人間も愛用している「最強のアイテム」を紹介します。
紐より「ラップ」が最強

ビニール傘やナイロン製の傘は表面がツルツルしているので、紐で縛っても運搬中の振動でスルッと抜けてしまう「荷抜け」が起きやすいんです。
紐だと摩擦が少なくて滑りやすいからですね。
そこでおすすめなのが「ラップ」です。
これ、ラップ同士がくっつく性質を利用してグルグル巻くだけ。
粘着テープではないので、剥がした後もベタベタしません。
傘を数本まとめたら、上と下をこのラップでキツめに巻いてください。
これだけでプロ顔負けの梱包になりますよ。
先端(石突き)だけは守って!

傘の梱包で一番気をつけてほしいのが、「石突き(いしづき)」と呼ばれる先端部分です。
ここは非常に鋭利なので、運搬中に他の段ボールを突き破ったり、新居の壁や床をガリッと傷つけたりする凶器になりかねません。
実際、現場でも先端が飛び出して家具を傷つけるトラブルは多いんです。
なので、プチプチ(気泡緩衝材)を少し厚めに折り返して先端に巻き、テープで止めておきましょう。
もしプチプチがなければ、要らないタオルを巻いて輪ゴムで止めるだけでも十分な保護になります。(割れ物にも使える「最強のタオル梱包術」はこちら)
どうしても箱に入れるなら「継ぎ足し」
「どうしても箱に入れて送りたい(宅配便で別送するなど)」という場合は、段ボールを加工する必要があります。
方法としては、Mサイズの段ボールを2つ用意して、片方の底ともう片方の蓋を開き、筒状にして重ね合わせる「スライド連結」という技があります。
これなら長さに合わせて調整できます。
ただ、これは作るのに手間がかかるので、引越し業者のトラックに乗せるだけなら、そこまでする必要はないかな、というのが正直なところです。
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「絶対NG」な傘の扱い方
いくら「そのままでいい」と言っても、これだけは避けてほしい!というNG行動があります。
トラブルの元になるので、ぜひチェックしてください。
高級傘はトラックに乗せないで

数万円もするブランド傘や、思い入れのある大切な日傘。
これらは、悪いことは言わないので自分で運んでください(手持ち)。
なぜなら引越し業者のトラックは、どうしても振動があるからです。
万が一、他の荷物の重みで骨が曲がってしまっても、一般的な補償(標準引越運送約款)では、高価なブランド品の価値全額は補償されないケースがほとんど(上限があったり、時価計算だったりします)。
保険には「1個あたり10万円まで」といった上限がついていることが多いんですね。
大切な傘は、自分の手で新居まで連れて行ってあげるのが一番の安全策です。(業者に任せず「自分で運ぶべき荷物」の全リストはこちら)
濡れたままの梱包はカビの元
引越し前日が雨だった場合、濡れた傘をそのまま束ねてしまうのはNGです。
密閉されたトラックの中は高温多湿になりやすく、濡れたままだと数時間でカビが発生したり、嫌なニオイが他の荷物に移ったりします。
特に夏場のトラック内は50度を超えることもあります。
必ずタオルで水分を拭き取り、できるだけ乾燥させた状態で束ねてくださいね。
雨具を奥にしまい込むと、つむ
これは「梱包」の話ではないですが、当日雨が降る可能性もゼロではありません。
「全部きれいに梱包したぞ!」と満足して、当日使う予定の傘やカッパまで段ボールの奥底にしまい込んでしまうと、引越し当日に雨が降ったとき、ずぶ濡れで作業することになります。
当日の天気予報が怪しいときは、折りたたみ傘やレインコートは「すぐ出せる手荷物」としてキープしておきましょう。
引越しは「傘の捨て時」かも
最後に、少し違った視点からのアドバイスです。
玄関の傘立てを見てください。骨が折れたビニール傘や、何年も使っていない錆びた傘はありませんか?
新居にそのビニール傘、必要?

引越しは断捨離の最大のチャンスです。
「いつか使うかも」と思って溜め込んだビニール傘、新居に持っていって本当に使いますか?
実は、長期間放置された傘の中には、湿気を好む虫が住み着いていることもあります…。
そんなものを新築のきれいな玄関に持ち込みたくないですよね。
不要なものを運ぶのにお金をかけるのはもったいないので、思い切って手放すのも一つの手です。
捨てるなら「不燃ゴミ」の罠に注意
「じゃあ捨てよう!」と思ったあなた、ちょっと待ってください。
傘は金属とプラスチックが混ざっているため、多くの自治体では「不燃ゴミ(燃えないゴミ)」扱いになります。
不燃ゴミの回収日は月に数回しかないことが多く、引越し前日に捨てようと思っても回収が終わっている…なんてことがよくあります。
ゴミ出しのスケジュールを確認して、間に合わないようなら、残念ですが新居まで持っていってから捨てることになります。
そうならないよう、早めの判断が吉です!
まとめ

傘の梱包について、不安は解消されましたか?
段ボールに入らなくても、プロの業者なら問題なく運んでくれるので、あまり神経質にならなくて大丈夫ですよ。
- 無理に箱詰めしない:紐やラップで束ねておけば、そのままで運んでもらえます。
- ハンディラップが便利:ビニール傘も滑らずガッチリ固定できます。
- 先端はガードする:プチプチやタオルで包んで、壁や他人の荷物を守りましょう。
- 高級傘は手持ちで:破損トラブルを避けるため、大切なものは自分で運びましょう。
たかが傘、されど傘。
新居の玄関にスッキリと収まるお気に入りの傘だけを持って、晴れやかな気持ちで新生活をスタートさせてくださいね!
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