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「冷蔵庫を安く処分したい…」
「無料で引き取ってくれる?」
というあなたへ。
その気持ち、痛いほどよくわかります。引越し代だけでも高いのに、さらに処分にお金がかかるなんて嫌ですよね。
私は大手引越し屋で15年間、現場を見てきました。
その中で「無料回収車に頼んで後悔した人」や「処分代をケチって新居に運んでしまい、すぐに壊れて泣いた人」を何人も見ています。
今回は、業界の裏側を知る私が、あなたが損をしないための「冷蔵庫処分の正解」を包み隠さずお話しします。
- 冷蔵庫の処分にかかる本当の費用
- 無料で処分できるケースと危ない業者の見分け方
- 引越し業者・お店・自治体の料金比較
- 当日にトラブルにならないための準備
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引越し屋
ズバリ、冷蔵庫の処分費用はいくら?
まずは一番気になる「お金」の話からしましょう。冷蔵庫を捨てるには、法律で決まったお金と、運ぶための手間賃がかかります。
絶対にかかる「リサイクル料金」の目安
冷蔵庫を捨てる場合、どんな方法であっても「家電リサイクル料金」というものが必ずかかります。
これはメーカーやサイズによって国が決めている金額なので、安くすることはできません。
| 冷蔵庫の大きさ | リサイクル料金(目安) |
|---|---|
| 小(170L以下) | 約3,740円 |
| 大(171L以上) | 約4,730円 |
つまり、「捨てるだけで最低でも4,000円〜5,000円はかかる」ということです。
これに加えて、業者に運んでもらうための「運搬費」がかかります。
「買い替え」と「処分のみ」で料金が違う!

ここが一番のポイントです。「家電量販店なら安いでしょ?」と思っている方は気をつけてください。
新しい冷蔵庫を買うついでに古いものを引き取ってもらう「買い替え」なら、運搬費は安く済みます。
しかし、「処分だけ」をお願いすると、お店のスタッフがわざわざ家まで来るための「出張費」がプラスされて、料金が跳ね上がることがあるからです。
【ある大手家電量販店の例】
・買い替え時:リサイクル料+運搬費=約6,000円
・処分のみ:リサイクル料+運搬費+出張費=10,000円以上
※処分だけだと、お店によっては断られることもあります。
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引越し屋
「無料で処分」って本当にできるの?
「検索したら『無料回収』って出てくるけど、あれは嘘?」と聞かれますが、嘘ではありません。ただし、条件があります。
5年以内なら「買取」のチャンスあり
作られてから5年以内の冷蔵庫なら、リサイクルショップなどで「売れる」可能性があります。
新しくてきれいな冷蔵庫なら、お店側も次に誰かに売ることができるからです。
特に春の引越しシーズンは冷蔵庫が不足しがちなので、まずは査定に出してみるのがおすすめです。
「10年以上」は買取不可?その理由
残念ながら、作られてから10年以上経った冷蔵庫は、基本的にタダでも引き取ってもらえません。
冷蔵庫の部品はおよそ9年でメーカーが作るのをやめてしまうため、壊れても修理ができないからです。
また、古い冷蔵庫は電気代が高いので、中古で買う人がほとんどいません。売れないものは、お店も引き取れないのです。(処分と引越しを同時に済ませたい方はこちら)
無料回収トラックには絶対注意!

これが今回一番伝えたいことです。街中をスピーカーで「不用品、無料で回収します」と回っているトラックや、「完全無料」と書かれたチラシの業者は避けてください。
【よくあるトラブル】
「回収は無料だけど、トラックに積む手数料は別」
「冷蔵庫はリサイクル料がかかるから2万円」
などと言って、荷台に積んだ後に高い金額を請求されるケースが後を絶ちません。
引越し屋の私から見ても、「無料」という甘い言葉には裏があると思った方が安全。
許可を持っていない業者が、回収したものを山に捨ててしまう問題もおきています。
どこに頼むのが一番安くてラク?
では、きちんとした方法の中で、あなたに合うのはどれでしょうか?比べてみましょう。
引越し業者:手間なしだけど割高?

私たち引越し業者に頼む一番のメリットは、「引越し当日に、他の荷物と一緒に持っていってくれる」という圧倒的なラクさです。
費用は、リサイクル料込みで8,000円〜12,000円程度が目安です。
少し高いと感じるかもしれませんが、別の業者を手配する手間が省けますし、引越し費用とまとめて交渉もしやすいので、「時は金なり」と考えるなら一番おすすめです。
家電量販店:処分のみは高くなる?
先ほどもお話ししましたが、「買い替え」なら家電量販店が最強です。新しい冷蔵庫が届いたその場で古いものと交換してくれるので、冷蔵庫がない期間もありません。
ですが、「引越し先で新しいのを買うから、今の家では処分だけしたい」という場合は、出張費がかさんで高くなるのであまりおすすめできません。
自分で持ち込み:最安だけど超大変
一番安く済ませる方法は、郵便局でリサイクル券を買って、指定された「引取場所」へ自分で持ち込むことです。
これなら費用はリサイクル料金(約4,000円前後)だけで済みます。
【ただし、ここに注意!】
冷蔵庫は横に倒して運ぶと壊れてしまいます。必ず「立てたまま」運べる軽トラックなどが必要です。レンタカー代や、重い冷蔵庫を部屋から運び出す大変さを考えると、実はそこまでお得じゃないことも多いです。
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引越し屋
古い冷蔵庫、新居へ運ぶ?捨てる?
「まだ使えるし、とりあえず新居に持っていこうかな…」と迷っているあなた。引越し屋としてのアドバイスはこれです。
10年選手は「運ぶより買い替え」が得!

作られてから10年近く経っている冷蔵庫は、思い切って処分して買い替えることをおすすめします。
理由は2つあります。
- 壊れやすいから:古い冷蔵庫の心臓部分(コンプレッサー)は弱っています。引越しの移動の揺れがトドメを刺してしまい、新居に着いた途端に冷えなくなることがよくあります。
- 電気代が高いから:最新の冷蔵庫は10年前のものより年間5,000円〜10,000円も電気代が安いことがあります。高い運搬費を払って古いものを運ぶより、買い替えた方が数年で元が取れます。
中身入り・汚れ・異臭は拒否される?
処分するにしても運ぶにしても、中身入り(食品などが入った状態)では業者は運びません。
特に「中身入りの冷蔵庫」は、法律上のルールで回収できない決まりになっています。
また、生ゴミのような臭いがひどい場合も、トラックの中にある他の荷物に臭いが移るため、断られることがあります。必ず空っぽにして掃除しておきましょう。
トラブル回避!前日までの準備リスト
最後に、引越し当日に「えっ、運んでもらえないの!?」とならないための準備をお伝えします。
水抜き・霜取りを忘れるとヤバイ理由

冷蔵庫は、運搬の前日(できれば24時間前)にコンセントを抜いて、「水抜き」と「霜取り」をする必要があります。
【なぜ必要?】
冷蔵庫の中には見えない水が溜まっています。これを抜かないと、運んでいる最中に水漏れして、新居の床や他の大切な荷物を濡らしてしまうからです。当日の朝にコンセントを抜いても間に合いません!(水抜きの失敗を防ぎたい方はこちら)
食材の処分は計画的に!
引越しの1週間前からは、冷凍食品の買いだめはやめましょう。
どうしても残ってしまった食材は、クーラーボックスに氷を入れて運ぶか、新居の近くのスーパーに着いてから買い直すのが賢い方法です。
まとめ

冷蔵庫の処分は、タイミングと業者選びを間違えると、時間もお金も無駄にしてしまいます。今回のポイントを整理しましょう。
- 費用:捨てるための切符代(約4,000円)+運搬費がかかる。処分だけだと高い。
- 無料の罠:10年以上前の冷蔵庫は有料になるのが普通。無料回収車には近づかない。
- おすすめ:「買い替え」ならお店、「処分だけ・手間なし」なら引越し業者。
- 10年選手:運搬費と電気代を考えたら、捨てて買い替えるのがお得。
- 準備:前日の電源オフと水抜きは絶対に忘れないこと。
もしあなたが引越し業者に頼む予定なら、見積もりの時に「冷蔵庫の処分も一緒に頼んだらいくらになりますか?」と聞いてみるのが一番手っ取り早いですよ。
引越し費用とセットにすることで、おまけして安くしてくれることもあります。まずは一括見積もりで、処分費込みの金額をチェックしてみてはいかがでしょうか。
ネットで頼むと安くなる!!
引越し屋