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「新居の風呂ってなんか汚なそう…」
「掃除はしてそうだけど…」
「自分でやるか…」
というあなたへ。
念願の新居への引越しが決まると家具の配置や新しいインテリアにワクワクしますよね。でも実は多くの人が心のどこかで不安に思っているのが水回りの汚れではないでしょうか。
特に新居の風呂掃除に関しては前の住人の使い方がどうだったのか気になったり、新築でも工事中のホコリが溜まっていないかと心配になったりするものです。
私は大手引越し屋として15年間現場を見てきましたが、荷物を入れる前の何もない状態こそが掃除のベストタイミングだと断言できます。
今回は入居当日に自分でできる効果抜群の掃除テクニックから、どうしても気になる汚れに対するプロの活用法まで、私の経験をもとに専門用語を使わずにわかりやすくお伝えします。
このページでわかること
- 入居当日に自分でできる10の具体的な風呂掃除テクニック
- 自分ではやらないほうがいい危険な風呂掃除の場所
- 新居のお風呂をピカピカに保つための予防アイテムの選び方
- 一番風呂を最高に楽しむための自分とプロの上手な使い分け方
【セルフで完結】掃除10選

引越しの荷物を運び込む前、つまり鍵をもらった入居当日こそがお風呂場を徹底的にリセットする最初で最後のチャンスです。
ここでは私が引越しの現場で見てきた「本当に効果がある」掃除の方法を10個に絞って紹介します。
これをやっておけば、あなたのお風呂は単なる体を洗う場所から、心も体もスッキリする「聖域」に生まれ変わりますよ。
①追い焚き配管の「連続2回」洗浄
まず最初にやってほしいのが、追い焚き配管の洗浄です。
見た目はピカピカでも配管の中には前の住人の皮脂汚れや雑菌が残っている可能性が高いからです。
「市販の洗剤を一回使えばいいんじゃない?」と思うかもしれませんが、私は「連続2回」の洗浄をおすすめしています。
なぜ2回も洗うの?
- 1回目:こびりついた汚れやヌメリをふやかして剥がれやすくする
- 2回目:浮き上がった汚れを外に出してバイ菌をしっかりやっつける
1回だけだと、ふやけた汚れが中途半端に残ってしまい、お風呂に入っている時にワカメのような黒いカスが出てくることがあります。
せっかくの新生活ですから、念には念を入れて2回洗って、見えないパイプの中までスッキリさせましょう。
②排水口の「フル解体」と塩素消毒
排水口は、フタを開けてゴミを捨てるだけでは不十分です。
新居に入ったら、まずは「外せるパーツは全部外して洗う」ことが大切です。
排水口の奥には、ヌメリや黒カビの原因になる菌がたくさん隠れています。これらを放置すると、すぐにお風呂場全体がカビ臭くなってしまいます。だからこそ、入居に分解して泡タイプの塩素系漂白剤(カビキラーなど)でパックしてしまいましょう。
⚠️混ぜるな危険!
塩素系の洗剤を使うときは、酸性の洗剤(クエン酸など)と絶対に混ぜないでください。有毒なガスが出て大変危険です。必ず換気扇を回して、窓を開けて作業してくださいね。
こうして菌を根っこから退治しておけば、その後の掃除が驚くほどラクになりますよ。
③天井の「アルコール拭き上げ」
「壁や床は掃除したのに、すぐカビが生える…」と悩む人は、天井を見落としていることが多いです。実は、カビの種(胞子)は天井から降ってくるんです。
でも、天井に洗剤をかけて水洗いするのは大変だし、洗剤が垂れてくると危ないですよね。そこで活躍するのが、「フローリングワイパーとアルコール(消毒用エタノール)」です。
- クイックルワイパーなどのドライシートに、アルコールをたっぷり染み込ませる。
- 天井全体をサッと拭く。
これだけでOKです。アルコールはすぐに乾くので二度拭きがいりませんし、カビ菌をしっかり退治できます。
④シャワーヘッドの「新品交換」
備え付けのシャワーヘッド、そのまま使いますか?実は、前の住人が何年も使ったシャワーヘッドの中は、水垢やカビで汚れていることがあります。
私は、入居のタイミングで思い切って新品に交換することを強くおすすめしています。理由は簡単で、自分の肌に直接触れる水が出る場所だからです。
最近はホームセンターやネットで、節水効果が高くて肌に優しいシャワーヘッドが安く手に入ります。「誰が使ったかわからない」というモヤモヤを消すためにも、ここはお金をかける価値がありますよ。
⑤シャワーホースの「ステンレス化」
意外と盲点なのがシャワーホースです。よくある白いビニール製のホースは、溝に汚れが溜まりやすく、長く使っているとベタベタしてくることがあります。
ここでおすすめしたいのが、「ステンレス製(またはメタル調)のホース」への交換です。
| 素材 | 良いところ | 気になるところ |
|---|---|---|
| ビニール製 | 安い、軽い | カビが生えやすい、ベタつく |
| ステンレス製 | 汚れにくい、掃除が楽、かっこいい | 少し重い、値段が少し高い |
表面がツルッとしているので汚れが付きにくく、サッと拭くだけでピカピカになります。見た目もホテルみたいに高級感が出て、お風呂場の雰囲気がガラッと変わりますよ。
⑥蛇口・鏡の「鏡面仕上げ」
お風呂に入った瞬間、蛇口や鏡がピカピカだと「清潔だな」と感じますよね。逆にここが白く曇っていると、どれだけ掃除しても汚く見えてしまいます。
この白い汚れの正体は水垢です。水垢はアルカリ性の汚れなので、反対の性質を持つ「クエン酸」を使うとよく落ちます。
- 水200mlにクエン酸小さじ1を溶かしたスプレーを作る。
- 汚れに吹きかけて、ラップでパックする。
- 1〜2時間待ってから、スポンジで優しくこする。
最後に乾いた布で水分を拭き取れば、鏡のように輝く蛇口の完成です。ピカピカの蛇口は、キレイなお風呂のシンボルになりますよ。
⑦ドアパッキンの「カビ取りジェル」攻撃
お風呂のドアにあるゴムパッキンは、カビの根っこが深く入り込みやすい場所です。泡タイプのカビ取り剤だとすぐに垂れてしまって、なかなか落ちないことがあります。
ここでは「ジェルタイプ」のカビ取り剤を使いましょう。ジェルはドロっとしているので垂れにくく、カビの根元までじっくり成分が届くからです。
塗って数時間放置して、水で流すだけ。もし黒ずみが残っていても、諦めずに何度か繰り返せば薄くなっていきます。キレイになった後は、汚れ防止のマスキングテープを貼っておくのが今の賢いやり方です。
⑧排水口ゴミ受けの「ステンレス交換」
備え付けのプラスチックのゴミ受けは、網目が複雑で洗いにくく、すぐにヌルヌルしてきませんか?あのヌメリ掃除、私も大嫌いです。
これは「ステンレス製のゴミ受け」に交換してください。特に「銅」が入っているタイプなら、銅のパワーで菌が繁殖しにくくなり、ヌメリ自体ができにくくなります。
ゴミが溜まったらティッシュでくるっと取るだけ。掃除の手間が劇的に減るので、これは本当に買ってよかったと思えるアイテム。
⑨全小物の「マグネット浮かせる収納」
シャンプーのボトルや洗面器を床や棚に置くと、底がいつの間にかヌルヌルしていませんか?あれは赤カビ(ロドトルラ)が大好きな場所なんです。
新居では「床に物を置かない」をルールにしましょう。最近のお風呂の壁は磁石が付くことが多いです。
シャンプー、洗顔料、掃除道具、桶、椅子に至るまで、全てマグネットで壁にくっつけて「浮かせる収納」にします。
水切れが良くなってすぐに乾くので、カビが生える隙を与えません。掃除の時もいちいち物をどかす必要がないので、家事の時間が短縮できます。
⑩防カビくん煙剤の「仕上げ」
全ての掃除が終わったら、最後の仕上げです。「ルックおふろの防カビくん煙剤」などの煙が出るアイテムを使いましょう。
これを使うと、煙が換気扇の裏側や天井の隅っこまで行き渡り、目に見えない黒カビの原因菌をまるごと除菌してくれます。
これを入居前の「最初」にやっておくことがとても重要です。スタート地点でカビの元を断っておけば、その後のカビ掃除の回数がグンと減りますよ。
【自力の限界】潔癖症こそプロに任せるべき3つの聖域

ここまで自分でできる掃除方法をお伝えしましたが、実はお風呂掃除には「素人が手を出すと失敗する」場所があります。
引越し屋としていろんなトラブルを見てきた私だから言える、プロに任せるべき境界線をお伝えします。
①エプロン内部の高圧洗浄
浴槽の横にあるカバー(エプロン)を外して洗いたい!というチャレンジャーな方がいますが、これはリスクが高いのでやめておきましょう。
なぜなら、水漏れや故障の原因になるからです。
自分でやるとこんな危険が…
- 大量の水を流しすぎて、下の階に水漏れしてしまう
- 奥のカビを高圧洗浄機で撒き散らして、逆にお風呂全体を汚してしまう
- カバーの部品を壊してしまい、元に戻せなくなる
エプロンの中はプロでも慎重になる場所です。もし開けて洗いたいなら、しっかりとした技術と道具を持っているプロの業者にお願いするのが一番安全です。
②風呂釜の本格除菌洗浄
先ほど「2回洗浄」を紹介しましたが、それでも白いカスが出続けたり、変なニオイが取れない場合は、配管の中に長年の汚れがこびりついている可能性があります。
市販の洗剤はあくまで「普段のお手入れ用」です。プロの業者は、特殊な泡が出る機械や強力な洗剤を使って、配管の中の汚れを物理的に剥がし取ってくれます。
さらに、汚れ具合を数値で測ってくれる業者なら、「本当にキレイになった」ということが数字でわかるので、潔癖症の方でも安心して一番風呂に入れますよ。
③防汚コーティング施工
「新築のようなピカピカを3年間キープしたい」と考えるなら、市販のスプレーコーティングでは力が足りません。
市販品は手軽ですが、効果は数ヶ月で切れてしまいます。一方、プロがやってくれるコーティングは、専用の道具で磨いてから塗るので、効果の持ちと輝きが全然違います。
ムラなくキレイに塗るには技術が必要です。長くキレイな状態を保たいなら、最初にお金をかけてプロに頼むのも賢い選択です。
【まとめ】「自分でやる」と「プロに頼む」

- ✅ 追い焚き配管洗浄:市販洗剤で「連続2回」行い、内部の雑菌を出し切る。
- ✅ 排水口フル解体:パーツを全て外し、塩素系漂白剤で根こそぎ除菌。
- ✅ 天井アルコール拭き:フローリングワイパーで拭き、カビの胞子を断つ。
- ✅ シャワーヘッド交換:肌に触れる水が出る場所を「新品」にリセット。
- ✅ ホースのステンレス化:汚れがつきにくく、見た目もホテルライクに。
- ✅ 鏡・蛇口の鏡面仕上げ:クエン酸パックで水垢を落とし、輝きを出す。
- ✅ ドアパッキンのジェル攻撃:垂れにくいジェルで根深いカビを撃退。
- ✅ ゴミ受けのステンレス交換:ヌメリにくい素材に変えて掃除を楽にする。
- ✅ マグネット浮かせる収納:床に物を置かず、赤カビの発生を物理的に防ぐ。
- ✅ 防カビくん煙剤:最後の仕上げに煙で浴室全体をまるごとコーティング。
【プロに任せるべき】3つの聖域
- ✅ エプロン内部:高圧洗浄での水漏れや、カビの飛散を防ぐため。
- ✅ 風呂釜の本格洗浄:市販品では落ちない配管奥の汚れを特殊機械で除去。
- ✅ 防汚コーティング:長期間ピカピカを保つためのプロ仕様の施工。
「新居の風呂掃除、ここまでやるの?」と思われたかもしれません。でも、想像してみてください。引越したその日の夜、クタクタに疲れた体を癒やすお風呂が、誰かの汚れを感じる場所だったら嫌ですよね。
自分でできる10個の方法で目に見える汚れとカビの不安を消して、自分では難しい配管の奥などはプロの技術でリセットする。この「自分でやるところ」と「プロに頼むところ」のいいとこ取りこそが、現代の賢いやり方。
ピカピカに磨き上げた鏡、曇りのない蛇口、そして清潔な配管から出るお湯。その中で足を伸ばす瞬間は、「よし、新しい生活が始まるぞ!」という自信と安心感を与えてくれます。自分で整えたという達成感も合わさって、その一番風呂は間違いなく最高のものになりますよ!

