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「…ん?服ってそもそも段ボールに”直に”入れていいの?」
「んーこれお気になんだけど…なんか入れ方とかってあるのか…」
というあなたへ。
引越しの準備中、服の山を見てこう思いませんか?
一枚ずつ袋に入れるのは大変ですよね。でも、お気に入りの服が汚れたり、シワシワになるのは嫌だと思います。特に、虫やカビがついたらと思うと怖いですよね。
実は、引越し屋さんがくれる新品のダンボールなら、基本的にはそのまま入れても大丈夫です。
ただ、服の素材やダンボールの状態によっては、取り返しのつかない失敗をすることもあります。
引越し現場を15年間見てきた私が、失敗しないコツや、絶対にやってはいけないことを正直にお話ししますね。
このページでわかること
- 新品のダンボールなら多くの服はそのまま入れても平気
- ニットや白い服は、こすれやゴミを防ぐために袋が必要
- スーパーでもらえる中古ダンボールは、虫の卵がついているかもしれないからダメ
- ダンボールの底が抜けたり虫が入るのを防ぐには、「H貼り」というテープの貼り方が正解
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結論:新品ダンボールなら「直入れ」OK

引越し業者からもらえる新品のダンボールであれば、ほとんどの服はそのまま入れてしまって大丈夫です。
実際に現場でも、多くのお客様がそのまま入れています。それで大きなトラブルになることはめったにないので安心してください。
ただし、これにはちゃんとした理由があります。
新品ダンボールが直入れOKな理由

新品の段ボールなら直に入れて大丈夫♪
なぜかというと単純に綺麗だからです。
古いダンボールのように湿気を吸ってカビ臭くなったり、倉庫で虫が入ったりしていることはまずありません。引越しの短い期間だけであれば、服へのダメージはほとんどないのです。
多くの人がそのまま入れる一番の理由は、やっぱり「時間の節約」と「ゴミが出ないこと」です。
一枚ずつ袋に入れて空気を抜いて…なんてしていたら、引越し前日の夜になっても終わりませんよね。新居についた後も、大量のビニールゴミが出ると片付けが大変です。
でも、これはあくまで「新品」の場合だけです。「移動する間だけだから」と割り切って、ラクに準備を進めましょう。
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【種類別】直入れOK?梱包の正解リスト

「じゃあ全部そのままでいいの?」というと、そうではありません。
服の素材や色によっては、ちょっと気をつけたほうがいいものもあります。私が普段お客様にお伝えしている、仕分けのリストをまとめてみました。
Tシャツ・ジーンズ・スウェット

普段着ているような服は、基本的に新品ダンボールへ「そのまま」入れてしまって全く問題ありません。
綿などの丈夫な素材が多く、多少こすれたり押されたりしても平気だからです。私も自分の引越しの時は、これらは全部そのまま入れています。
ただ、適当に放り込むのはよくありません。シワをなるべく防ぐコツがあります。
プロおすすめの詰め方:ミルフィーユではなく「本棚」方式

服を平らに積み重ねていくと、下の方の服が重さでつぶれてしまいます。そうなると、変なシワがついてしまいます。
おすすめは、本棚に本を並べるように「立てて詰める」ことです。これなら重さが分散されます。箱を開けた時にどこに何があるかすぐわかるのもいいところですよ。
新居ですぐに着たいお気に入りのTシャツなどは、一番上にふわっと置いてあげると良いですね。
白い服・淡い色の服

白いTシャツやブラウス、薄い色の服は、そのまま入れず、一枚ビニール袋にはさむことを強くおすすめします。
ダンボールの内側とこすれて「色が移る」ことや「黄ばみ」ができることがあるからです。もし雨などでダンボールが濡れてしまった場合、茶色の色が服に移ってしまうと洗濯でもなかなか落ちません。
また、新品とはいえダンボールの切り口からは細かい「紙の粉」が出ています。白い服だと目立ちませんが、もしダンボールのインクなどがこすれてつくと大変です。
ゴミ袋のような大きなビニール袋をダンボールの中にセットして、その中に服を入れる「ごそっと入れ」なら、手間もかからず安心ですよ。
セーター・ニット類

冬物のセーターやニット類も、そのまま入れるのはダメです。必ず袋に入れてください。
ニット素材は表面のこすれにとても弱いです。トラックの揺れでダンボールの内側とこすれ続けると、毛玉やほつれの原因になります。
また、先ほどお話しした「紙の粉」が繊維の奥に入り込みやすいのもニットの特徴です。
黒いニットは特に注意!

現場でよく見る失敗があります。黒いフリースやニットをそのまま入れて、開けたら白い粉まみれになっていた……というケースです。
コロコロで取るのも大変なので、これらは必ずビニール袋に入れましょう。
詰め方のコツとしては、裏返して畳むことです。そうすれば表面がこすれるのを防ぐことができます。
下着・ランジェリー

これは清潔さと見られたくないという点から、必ず中身が見えない袋や専用のケースに入れてからダンボールに詰めましょう。
そのまま入れるのがダメという以前に、万が一のことがあります。引越し作業中にダンボールが壊れたり、底が抜けたりした場合、中身が散らばってしまうかもしれません。
また、新しいダンボールとはいえ、肌に触れるものを紙の箱に直接触れさせるのは、気分的にも嫌ですよね。
女性のお客様には、「洗面用具や下着類は、中身が見えない袋に入れてから箱詰めしてくださいね」と必ずお伝えしています。
コート・ダウンジャケット

コートなどは素材的にはそのままでも大丈夫なことが多いですが、問題は「場所をとる」ことです。
ダウンジャケットなどをそのままダンボールに入れると、すぐに箱がいっぱいになってしまいます。ダンボールの数が無駄に増えてしまいますよね。
これらは圧縮袋を使うか、大きなビニール袋に入れて空気を抜きながら口を縛るのが正解です。
圧縮袋によって荷物を減らし、引っ越し料金を減らせる可能性もあります。そして後で旅行とかでも使えるので必須アイテムですよ♪
ただし、ダウンは圧縮しすぎると羽毛が折れて暖かさがなくなってしまうことがあります。カチカチに圧縮せず、元の大きさの7〜8割くらいにしておくのがプロのコツです。
スーツ・喪服・制服

スーツや喪服、制服は絶対に畳んでダンボールに入れてはいけません。
シワになったり型崩れしたりすると、クリーニングに出さなければなりません。余計なお金がかかってしまいます。
これらは引越し屋さんが当日持ってきてくれる「ハンガーボックス」を使いましょう。
ハンガーボックス活用術

ハンガーボックスは、クローゼットにかかっている服をハンガーのまま移し替えるだけの便利な箱です。
基本的には当日スタッフが用意してくれることが多いです。ただ、見積もりの時に「ハンガーボックスは何本くらい借りられますか?」と聞いておくと安心ですね。
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服を「直入れ」する際の3つの鉄則

「よし、じゃあTシャツはそのまま入れよう!」と決めたあなたへ。
現場の経験からわかった「失敗しないための3つの約束」を教えます。これだけ守れば、トラブルはほとんど防げます。
一番下と一番上は「捨ててもいい服」

ダンボールの底と一番上は、外からの汚れや衝撃を一番受けやすい場所です。
特に箱を開ける時です。カッターナイフでスーッとテープを切った瞬間に、一番上の服まで切ってしまった……という事故、実はすごく多いんです!
これを防ぐために、一番下と一番上には「クッション代わり」を入れましょう。使い古したタオルや、最悪汚れてもいい部屋着などを置いてください。
これが壁となって、大切な服を守ってくれます。
ダンボールの底は「H貼り」にする

ダンボールの底、みなさんはどうやってテープを貼っていますか?
十字に貼るのも強くて良いのですが、服を入れる場合は「H貼り(エイチばり)」が一番おすすめです。
H貼りとは、ダンボールの真ん中の合わせ目を留めた後、両サイドの隙間もテープでふさぐ貼り方です。アルファベットの「H」の形になります。
なぜH貼りがいいのか
- 虫が入るのを防ぐ:ダンボールの角の隙間は、ゴキブリなどの虫が入る入り口になります。ここをふさぐだけでリスクが減ります。
- ホコリ・湿気を入れない:トラックの床の汚れや湿気が中に入るのを防げます。
ただし、H貼りは箱の角が滑りやすくなることがあります。運ぶ時はしっかり底を持つようにしてくださいね。
詰め込みすぎず8割に抑える

「ダンボール代を節約したいから」と、ギチギチに服を詰め込むのは危ないです。
服は意外と重さがあります。詰め込みすぎるとダンボールが外側にふくらんで形が変わってしまいます。
そうなると、積んだ時に崩れたり、持ち上げた瞬間に「バコッ」と底が抜けたりします。
目安は「箱の高さの8割くらい」です。手が入る隙間がある程度がちょうどいいです。もし隙間が気になるなら、そこにタオルなどを詰めて調整しましょう。
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要注意:スーパーの古ダンボールは袋必須

ここまでは「新品ダンボール」の話をしてきました。でも、スーパーやドラッグストアでもらってきた「使い古しのダンボール」を使う場合は話が別です。
結論から言うと、中古ダンボールに服をそのまま入れるのは絶対にダメです。
理由はシンプルです。「汚い」し「虫がいるかもしれない」からです。
中古ダンボールのリスク

- ゴキブリの卵:食品が入っていたダンボールは、ゴキブリが好んで卵を産み付けます。特に波状の隙間の中に卵が隠れていることがあります。気づかずに新居に持ち込んでしまうことになります。
- ダニ・カビ:野菜や果物の水分を吸って、目に見えないカビやダニが増えている可能性が高いです。
- 強度が弱い:一度使われた箱は紙が弱っています。服を詰めると底が抜ける危険性が高いです。
どうしても中古ダンボールを使わなければならない場合は、必ず厚手のビニール袋を二重にして中に入れてください。その中に服を詰めて口をしっかり縛りましょう。
ダンボールと服が直接触れないようにするのが約束です。
まとめ:大事な服だけ守れば時短できる

引越しの梱包は、完璧を目指すと疲れてしまいます。「新品ダンボールならそのままでOK」という基本を知っているだけで、気持ちがずいぶんラクになりますよね。
- 新品ダンボールなら、Tシャツやジーンズはそのまま入れて時短してOK。
- 白い服・ニット・下着は、汚れやこすれを防ぐために袋に入れる。
- 一番上には「捨ててもいい服」を置いて、カッターの刃から守る。
- 底は「H貼り」で虫と湿気を入れない。
- スーパーのダンボールを使うなら、絶対にそのまま入れず袋でガードする。
大事な服と、ラフに扱ってもいい服。このメリハリをつけることが、賢い引越し準備のコツです。
無理なく準備を進めて、新生活をスッキリとした気持ちでスタートさせてくださいね!
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