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「パソコンって梱包してくれるよね?」
「んーだけどちょっと心配…プロだとは思うけど」
というあなたへ。
私自身、大手引越し屋に15年勤めていますが、お客様から「パソコンの梱包は専門のサービスを使ったほうがいい?」と聞かれることは本当に多いです。
先に結論をサクッと言うと
- もちろん梱包してくれる(ただしデスクトップPCのみのパターンが多い。ノートパソコンは自分でやらないといけない)
- 補償は、物理的に壊れた部分の修理もしくは弁償のみ。データは価値が不明すぎるので補償対象外
かんたんに解説していきますね♪
📑この記事でわかること
- 引っ越し業者のオプション対応状況と専門運送サービスの違い
- デスクトップPCや配線の接続作業は誰に依頼すべきか
- 引っ越しオプションと専門サービスの料金目安と費用対効果
- 運搬中の物理的破損とデータ消失に関する補償の真実
誰に頼む?引っ越し屋さん?それとも専門の運送屋さん?
パソコンを安全に運ぶためには、まず「誰に任せるか」という選択が重要です。大手引っ越し業者と専門運送サービス、それぞれの対応範囲と役割を見ていきましょう。
対応している引越し屋さん

アート、サカイ、日通といったほとんどの大手引っ越し業者で、パソコンの梱包と運送を依頼することは可能。
パソコンはとてもデリケートな精密機器なので、プロの知識や技術、それに合った専用の道具を使った梱包が必要不可欠だからです。そのため、基本的な引っ越しプランには含まれず、多くの場合「追加の特別なサービス」として頼むことになります。
なので、まずは見積もり時に営業担当に「精密機器の梱包オプション」として依頼し、安心を確保するのが良いでしょう。
対応してる運送業者さん
引っ越し業者とは別に、ヤマト運輸や日本通運(日通)などの運送の専門家は、パソコン一つだけ、または少ない台数を運ぶことに特化した「専用のサービス」があります。
ヤマトさんや日通さんは、「精密機器の安全な運び方」そのものを仕事の核としています。引っ越し作業の一部として運ぶ業者と比べて、パソコンだけを運ぶなら、費用面でも安全面でも、専門業者の方が優れていることが多いですね。
具体的には、ヤマト運輸の「パソコン宅急便」では、専用BOXの使用が必須であり、ドライバーが指定場所を訪れ、梱包作業と同時に集荷を行ってくれます。また、日本通運(NXグループ)は、小口輸送に対応する「パソコンポ(パソコンピックパックサービス)」など、精密機器の輸送ノウハウを活かした専門サービスを展開しています。
引越し業者か、佐川急便さんなどの運送業者さんに頼むかは金額で見積もりしてもらった方がいいですね♪
どこまでお願いできる?梱包まで?
パソコンの輸送をプロに任せるなら、「どこからどこまで」を代行してくれるのかを明確にする必要があります。特に配線接続やノートPCの扱いについて見ていきましょう。
デスクトップPCの梱包は?

引っ越し業者の梱包オプションは、基本的にデスクトップPC本体や大型モニターを対象としており、安心して任せることができます。
プロの梱包では、液晶画面に柔らかい布やカットしたダンボールを当てて、外部からの直接的な衝撃を防ぐ多重保護措置という梱包をします。
ただし、大手業者の一部の公式ルールでは、サカイ引越センターの事例にあるように、ノートパソコンの梱包・輸送は、お客様自身で行うよう求められることが多いです。これは、もし輸送中にパソコンの中身が壊れたり、データが消えたりした場合の、業者側の責任(補償)を避けるための対応だと考えられます。
デスクトップPCやモニターはプロの技術に頼れますが、ノートPCについては自分で運ぶ準備とバックアップをしておくのが賢明ですね。
配線の取り外し・接続は?

デスクトップPCや周辺機器の複雑な配線の取り外しや、新居での接続(再設定)作業は、引っ越し業者や専門運送業者のサービスには含まれないのが一般的です。
私たち運送業者ができるのは、基本的に荷物の「梱包、運搬、開梱」に限定されており、ネットワーク設定やOSの設定など、専門的なIT知識を必要とする配線作業は運送の仕事のサービスの範囲外なんです。
もし配線接続や初期設定まで第三者に依頼したい場合は、パソコン工房の「出張設定設置サービス」のように、専門スタッフが配送先に訪問し、開梱、設置、基本的な設定を行うサービスや、マウスコンピューターの無線LAN設定代行(税込11,550円など)のように、IT機器サポートを専門とする業者を別途手配する必要があります。
、「運送」と「設置・設定」は全く別のサービスだと認識し、両方の作業を依頼したい場合は、「運送業者」と「ITサポート業者」を上手に組み合わせるやり方が必要になりますね。
梱包資材(プチプチなど)は用意してくれる?

プロにパソコン輸送を依頼する場合、輸送に適した専用の梱包資材(専用の箱、緩衝材)は必ず用意してもらえます。
自分で適切な資材を探して梱包する手間を省け、さらにPCの形状に合わせた専用資材を使うことで、輸送の安全性をいつも同じ高い品質で保てるというメリットあり。
引っ越し業者のオプションサービスでは、資材費用はオプション料金(3,000円から10,000円の範囲)に含まれていることが多いです。一方、ヤマト運輸のパソコン宅急便では、輸送の安全基準を満たすため、専用BOXの使用が必須であり、その専用BOX代として、サイズに応じて800円または1,500円(税込)が運賃とは別に必要になります。
どちらにせよ、専用資材とプロの梱包技術によって、自分で梱包するよりもずっと安心できますね♪
PC梱包の料金
パソコンの輸送をプロに任せる際の費用は、サービス内容とかけたお金に見合うかを比較する重要な判断材料です。引っ越しオプションと専門サービス、それぞれの料金目安とメリットを見ていきましょう。
追加料金はいくら?

引っ越し業者にパソコンの梱包を依頼する場合、追加料金はPC1台あたりで計算され、その料金は、おおむね3,000円から10,000円の範囲に設定されていることが多いです。結構幅ひろいんです。
この料金は、単に運送費用に上乗せされるだけでなく、デリケートな機器を扱う梱包作業費と専用資材費が含まれているため。
私の経験や、調べた料金情報からも、多くの業者がこの3,000円から10,000円の範囲で追加料金を設定していることが分かります。この費用を支払うことで、プロの技術と専用資材が一括で提供されることになります。
これはあくまで一般的な目安なので、正確な費用を知るためには、必ず見積もりの際に確認は必ずしてください。
専門サービスと引っ越し業者の料金比較

パソコン一つだけを運ぶ場合の費用のお得さを比べると、専門運送サービスの方が、引っ越しオプションよりもずっと安くなる可能性が高いです。
専門運送サービスは、パソコンだけを運ぶことに特化しているので、家全体の引っ越し料金に組み込まれるオプションと比べて、料金の仕組みがシンプルで分かりやすいからです。
例えば、ヤマト運輸の「パソコン宅急便」を利用した場合、運賃と専用BOX代(800円または1,500円)を合計しても、小型または短距離の輸送であれば、合計で2,500円~4,300円程度に収まるケースが多いです。これは、引っ越し業者のオプション料金目安(3,000円〜10,000円)と比較して、特にPCの台数が少ない場合に大きな差になりますよね。
費用を抑えつつ安全に運びたいなら、専門運送サービスだけを個別に利用する「組み合わせるやり方」を強くお勧めします。
💡【料金とサービスの比較イメージ】
| サービスタイプ | 梱包作業 | 資材費+運賃目安(1台あたり) | メリット |
|---|---|---|---|
| 引っ越し業者オプション | スタッフ実施 | 3,000円 ~ 10,000円 | 家財一式とまとめて依頼でき、手間がない |
| 専門運送サービス(ヤマトなど) | ドライバーが集荷時に梱包 | 2,500円 ~ 4,300円程度 | コスト効率が高い、専用資材で安全性が高い |
| IT出張設定サービス | 運送・梱包機能なし | 9,500円 ~ 12,000円以上 | 配線接続、ネットワーク設定が可能 |
※上記はあくまで一般的な目安であり、正確な料金は必ず各社の公式サイトや見積もりでご確認ください。
【補償】データが消えたら誰が責任を取るの?
精密機器であるパソコンの輸送において、最も重要なリスクは「補償」に関する契約上の制約です。特に、運搬中の破損とデータ消失について、業界の現実を見ていきましょう。
運搬中の破損やデータ消失に対する補償はあるか?

運搬中に発生した物理的な破損については補償対象になる可能性がありますが、データ消失や内部故障については、ほぼすべての業者で絶対に対象外とされています。
運送業者が責任を負うのは、運送中に私たち業者のミスで起きた「物が壊れたこと」(修理にかかる費用)に限られているからです。データの価値は、誰が見てもわかるように計算するのが難しく、お客様自身でデータを守る(バックアップする)方法があるため、「責任を負いません」という例外ルールが運送業界全体で決まっているんです。
実際に、引越し後にPCの外装が壊れた場合、粘り強く本社に連絡して検分を求めた結果、業者側のミスが認められ、修理にかかる費用が補償された事例が報告されています。しかし、この場合でも、データそのものの補償は一切行われませんでした。また、外観に損傷がないのに起こった「内部故障」(急に電源が入らなくなったなど)も補償対象外とされるのが一般的なんです。
補償は物理的な外傷に限定されるという事実を認識し、データの安全を守るために、引越し前に完全なバックアップを完了させることが不可欠です。
⚠️【最重要注意点:データバックアップは必須】
運送業者に依頼する場合でも、データ消失のリスクは常にゼロではありません。データが消えないように守ること(データ保全)はユーザー側の絶対的な責任となるため、引越し前に必ずクラウドや外付けHDDなどにデータの二重バックアップを完了させておくことが、自分自身を守る唯一の手段です。
正確な情報は、ご契約される業者の運送約款や公式サイトをご確認ください。
プロの梱包方法や安全性は信頼できる?

プロのスタッフによる梱包方法や安全性は、外側からの衝撃で壊れる心配をできるだけ少なくするという点で、非常に信頼できるものだと言えます。当たり前ですが、100%信頼できるとは断言はできません。
この信頼性は、単なる丁寧さだけでなく、大手業者のスタッフが受ける厳しい研修制度や、PCの緩衝要件に合わせて設計された専用資材(専用BOX)の利用といった、いつも同じ高い品質で行われる安全対策によって支えられているから。
これらの専用資材と熟練の技術により、自分で梱包する場合と比較して、運送中に外部から加わる衝撃による破損リスクは大きく減ります。ただし、注意すべきは、この高い信頼性は物理的な外部破損に限定され、静電気や内部の微細な振動に起因するデータ消失や内部電気的な故障を防ぐことを保証するものではない点です。
プロの梱包は外側からの衝撃に対しては非常に頼りになりますが、データが消えないように守ることに関しては、やはりお客様自身で最終的な責任を持つ必要があるということですね。
まとめ:安全なPC輸送のためのアクションプラン

引っ越し時のパソコン輸送は、手間を省きたいなら引っ越しオプション、コストと安全性を重視するなら専門運送サービスを選ぶのが基本ですね。
🔑 PC輸送を成功させるためのあなたがすること
- どのサービスを選んでも、データ消失のリスクは消えないため、引越し前にデータの完全な二重バックアップを完了させる。
- 配線接続や設定に不安がある場合は、「ITサポート業者」を別途手配する「組み合わせるやり方」を検討する。
- 正確な料金や補償内容は、必ず各社の運送約款や見積もりで確認する。
最終的に最も大切なのことは、「自分のデータは自分で守る」という意識を持つことかなと思います。引越し前に完全なバックアップを完了させること、これが一番の安全策です。
あなたの引っ越し成功を心から願っています!
